会社に資金がなく賃金や退職金を支払えない場合、国家が会社に代わって先に支払ってくれるお金です。主に2種類あります。
1. 簡易大代払金(小額の場合迅速に支払い)
最も一般的に申請される種類で、最大限度は1,000万円です。
- 給与:最大700万円まで
- 退職金:最大700万円まで
- 合計:これら2つを合わせて総額1,000万円までしか受け取れません。
- 例:給与800万円、退職金800万円が滞っていても国家からは総額1,000万円しか支払いません。
2. 倒産大代払金(会社が完全に倒産した時)
会社が破産したり扉を閉めた場合に申請します。
- 金額:年齢によって受け取れる最大金額が異なります。(年齢が高いほど限度額が高くなります)
- 範囲:最後の3ヶ月分の給与と3年分の退職金のうち受け取れなかった分を計算して支払います。
必ず知っておくべき点
- 対象:すべての滞ったお金をすべて支払うのではなく、直近3ヶ月分の給与と直近3年分の退職金の範囲内でのみ計算します。
- 申請:労働局で「賃金未払確認書」を先に取得してから申請できます。