通常賃金に含まれる項目
通常賃金とは、労働者が受け取る賃金のうち、定期的に一律で支払われる賃金を指します。簡単に言えば、毎月一定額受け取る基本給のように、毎回変わらず支払われる部分を意味します。
通常賃金に含まれる可能性のある代表的な項目は以下の通りです。
基本給:最も基本的な月給であり、当然ながら通常賃金に含まれます。
定期賞与金:毎年または四半期ごとに定期的に支払われる賞与金は通常賃金に含まれる可能性があります。ただし、成果給のように個人の業績によって支払額が決定される賞与金は通常賃金に含まれない場合があります。
役職手当、資格手当:勤務する役職や保有する資格に応じて定期的に支払われる手当も通常賃金に含まれる可能性があります。
物価手当、調整手当:物価変動や職級間の賃金格差を調整するために支払われる手当も通常賃金に含まれる可能性があります。
技術手当、資格手当:技術や資格、免許証保有者に支払われる手当も通常賃金に含まれる可能性があります。
特殊地域勤務手当:特殊地域で勤務する労働者に支払われる手当も通常賃金に含まれる可能性があります。
通常賃金に含まれない項目
延長労働手当、夜間労働手当、休日労働手当:実際の労働時間に応じて追加で支払われる手当であるため、通常賃金には含まれません。
一時金:祝日賞与金、生日祝い金など一時的に支払われる手当は通常賃金に含まれません。
成果給:個人の業績に応じて支払われる成果給は通常賃金に含まれません。
通常賃金が重要な理由
各種手当計算の基準:延長労働手当、夜間労働手当、休日労働手当など各種手当を計算する際に通常賃金を基準とします。
退職金計算の基準:退職金を計算する際も通常賃金を基準とするため、通常賃金の額によって退職金の額が変わる可能性があります。