一方の当事者が相手方に対して労働を提供し、相手方がそれに対して報酬を支払うこと。この関係において労働とは、身体的なものか精神的なものかを問わず、あらゆる種類の人的活動を含む。一方、対価として支払われる報酬は必ずしも金銭のみではなく、経済的価値があるものであればその種類を問わないものと解釈される。
また、雇用という言葉は自営業家族労働も含む就業の意味で解釈される場合もある。例えば雇用構造、雇用問題などにおける雇用は広い意味での用法であるが、これを英語のemploymentという語義が元来『使用する』という意味から派生したものであり、使用従属関係が賃金労働に進化した今日では、雇用とは自営業及び家族労働を除いた雇用関係を意味するのが一般的である。